【初心者】パートを選ぶ ギター編
今回は、まったくゼロから音楽活動を始める方に、ギターという楽器について説明します。
ギターには大きく分けて、アコースティックギターとエレキギターがあります。
アコースティックギターは弦や本体の響きがそのまま音になる楽器。
エレキギターは弦や本体の響きを一旦電気信号に変えて音を出す楽器。
乱暴に言うと、アコースティックギターは一種類の綺麗な音が出て、エレキギターはもっと幅広い音色が出せます。
エレキギターでも、とある機械を接続することにより、アコースティックギターみたいな音を出すことができます。
ただ、あくまで「ぽい」音なので、本気でアコースティックギターの音を追求するなら、アコースティックギターを使用する方がいいです。
アコースティックギターとエレキギターは、音の違いだけのように思うかもしれませんが、本質的には別の楽器であり、細かいテクニックが違ってきます。
こだわりがないのであれば、エレキギターを選ぶ事をお勧めします。
エレキギターは幅広い音楽で活躍できます。
うるさい音楽でも、静かな音楽でも。
またギターは、バンドにおいて中心人物になりやすいです。
曲調にもよりますが、花形の楽器で、目立ちやすい楽器と思ってください。
海外のバンドなどでは、ボーカルよりも目立って、人気のあるギタリストもたくさんいます。
ギターが作曲しているバンドも多いですね。
ボーカルがギターを兼ねている場合もあります。
一つのバンドに、ギターが2人いるケースも多いですね。
ギターは音の調整もできますし、そもそも複数人の演奏でも調和しやすい楽器なのです。
そのため、音楽に幅をもたせるために、2人くらいまでは入れたりもします。
とはいえ、多ければいいわけでもなく、2人くらいまでが妥当です。
メンバーに1人はしかいなくても、CDでは二本以上のギター演奏が入っている事が多いです。
これは、同じ人が別々に演奏して録音したものを、あとから同時に再生しているのです。
ヘッドフォンで聞いてみると、左右で違った演奏のギターが聞こえてきませんか?
それが、ハーモニーを生み出すのです。
ギターが2名(もしくは2本)の場合、リードギターとリズムギターに分かれると収まりが良いです。
リードギターは目立ったメロディーなどをひき、曲に特徴をつけます。
間奏で、ソロ演奏などひく機会も多いでしょう。
リズムギターは歌をひきたてるための演奏をします。
それが基本の考え方ですが、役割分担はあなたのアイディア次第です。
ギターは花形であり、人気もあるので、ギターを志す人も多いです。
なので、色々とわからない事を調べるのも楽だし、始めやすいでしょう。
しかし、いざバンドを組めば目立てる反面、そもそもライバルが多いのでバンドが組めない、、、なんてこともありえます。
例えば、やってる人の人口の少ない、ドラムなどは、すぐに誘いがくるでしょう。
また、ギター、特にエレキギターは、一番「ヘタウマ」が許される楽器ではあります。
※ジャンルによります。
正確な演奏ではないけど、なんだかカッコいい…がありえます。
ドラムなどは、ヘタウマは、ほぼありえないです。
ギターは目立ちたい人、もしくはボーカルの影で本当のリーダーになりたい人などにオススメです。