【初心者】パートを選ぶ ボーカル編(3)
【初心者】パートを選ぶ ボーカル編(2)
【初心者】パートを選ぶ ボーカル編(1)
音楽を始めるにあたって、まず決めること。
それは、パートは何にするのか?
どういう形態で始めるのか?
ということだと思います。
本来は、何かしら楽器を子供の頃からやっていて、その道に進むのが自然なこと。
でも、
「楽器も何もやってないけど、とにかく音楽のプロになりたい!」
なんていう、初期衝動というやつもわかります(笑)
プロになりたいのなら、そういうガムシャラ感も必要だと思います。
でも、何もないヤツがプロになんてなれないのは事実。
現実は、今あなたが思っている、何千倍も厳しいのです。
だから、今すぐアマチュアの音楽活動をスタートしましょう。
明日からではありません。
今日からです。
何の経験もないならば、楽器をやったり、歌ったり、色々経験すればいいと思います。
ただ、参考までに、方向性を決める際の考え方のポイントを教えます。
◼︎歌が歌うか?楽器をやるか?
まず大きな選択はここだと思います。
自分は歌手になりたいのか?
それとも、楽器をやりたいのか?
バンドならともかく、アイドルやシンガーソングライターなどを目指すなら、これはもう歌を歌うしかないです。
おそらく、ボーカルをやりたいと思っている人が、大多数ではないでしょうか?
しかし、、、
ボーカルを選択しようと思っている人に、少しだけ良いことと、少しだけ厳しいことを言います。
◼︎ボーカルというパートは最も才能が必要
これを読んでいて、歌手になりたいと思っている人に聞きます。
あなたは楽器がひけますか?
あなたは楽器もひけないけど、歌ったことがあるから、歌ならできそうだからボーカルを選ぼうとしてませんか?
だとしたら、大きな間違いです。
ボーカルというのは、楽器でプロになる以上に、才能が必要とされるパートです。
楽器でプロになるほうが、よっぽど簡単です。
素人でも、カラオケくらいは行ったことがあるでしょう。
学校の音楽の授業でも、楽器もしますが、歌がメインです。
つまり、歌なら歌ったことのある人がほとんどなんですね。
楽器というものは、なんだか難しそう。
指や体が動くようになるのか?
でも、歌ならとりあえず、歌ったことがある。
カラオケに行くと、友達にも褒められる。
はっきり言います。
カラオケで上手いなど、なんの役にも立たないレベルです。
カラオケはそもそも、なんとなく上手く聞こえるような仕組みになっています。
よほどの音痴でなければ、通用する世界なのです。
僕も、何年間もの活動で、歌手志望の人に何人もあってきました。
その中で一番多いのが、本格的な活動をやったことはないけど、カラオケは自信ありますという人です。
そしてそういう人で、歌が上手かった人に会ったことはありません。
バンドをバックに歌わせると、すごい下手だったり、ある程度歌えても、お金をとれるレベルではなかったり。
そんな人ばかりです。
今は下手かもしれない。
でも練習するから!
頑張るから!
そうかもしれません。
しかし、練習するのは当たり前です。
プロでも練習するのですから。
それに「才能が必要」と僕は書きました。
ボーカルをするための「才能」とは何か?
それは実は歌の上手い下手だけではありません。
事実、そこまで上手くない人でもプロになった人はいます。
しかし、努力を超越した、才能がある人だけです。
努力も必要だし、才能も必要なんです。
では、ボーカルに求められる才能とは何か?
次回、もっと詳しく解説していきます。
このブログの目的
はじめまして。
このブログは、バンドなりアイドルなり、音楽活動のプロを目指している方に、読んでほしいと思っています。
音楽のプロになる。
こういう夢を、一度は抱いた方は、世の中にたくさんいるのではないでしょうか?
しかし、そのほとんど全ての人が、最初にぶち当たる壁。
それは「そもそも何をすればよいかわからない」ということです。
僕もそうでした。
そもそも、楽器の始め方とか、バンドの活動の仕方とかすらわかりませんでした。
そして、ある程度活動が慣れてきてからも、、、
どうすればプロになれるのか?
どうすれば人気が出るのか?
誰も教えてはくれませんでした。
有料の情報商材などで、そういったものはありますが、あんなものは買ってはいけません。
あれを買ってもプロにはなれません。
でも、そういった情報が、ノドから手が出るほど見たかった時期もあります。
マニュアルがあるなら見たい。
プロになるために、あまりにも手探りすぎる。
そういう気持ちはわかります。
そこで、僕自身の長年の音楽活動による経験を書き残し、これからの人に少しでも役に立てたらと思い、このブログを始めることにしました。
僕の事を、少し自己紹介しておきます。
結論から言うと、僕はいわゆるメジャーデビューはできませんでした。
では何を知っているのか?
僕の活動形式はバンドで、インディーズとして活動をしました。
レコード会社と契約し、CDも何枚も全国発売しましたし、ライブツアーに行ったり、ライブハウスを満杯にしたこともあります。
僕自身はメジャーデビューできませんでしたが、周りでメジャーデビューしていった人は何人もいます。
僕は失敗したかもしれないけど、少なくともそういった人生をかけた活動はしてきたし、最終的に何が足りなかったのかも、ある程度わかってるつもりです。
少なくとも、これから始める人の何千倍もの知識やノウハウは持っているつもりです。
むしろ、上手くいく人は本当にわけもわからないまま成功したりするので、失敗を経験している僕ならではの話もできると思います。
まったくのゼロから、これから始める人や、ある程度活動している人。
すでにインディーズデビューしているが、伸び悩んでいる人。
それぞれの方に「なるほど」と思ってもらえるようなブログがかければなと思っています。
また、音楽のプロを目指してなくても、そういった業界の裏話を期待してる方にも、楽しく読んでもらえたらな〜とも思っています。
それでは、これからよろしくお願いします。